施工管理の仕事について調べると、「施工管理はやめとけ」という意見をよく見かけます。
私自身も施工管理へ転職する前に、友人からこんな言葉を言われました。
「施工管理はブラックだから絶対にやめとけ」
ネットでも同じような意見は多く、長時間労働や人間関係の大変さなど、ネガティブなイメージが強い仕事でもあります。
ただ、実際に働いてみると「確かに大変な部分はあるが、それだけではない」と感じています。
この記事では、施工管理(現場監督)が「やめとけ」と言われる理由と、実際に働いて感じたリアルな部分について解説します。
施工管理(現場監督)が「やめとけ」と言われる理由
施工管理、いわゆる現場監督の仕事が「やめとけ」と言われる理由はいくつかあります。
主に次のような点です。
・労働時間が長い
・人間関係のストレス
・責任が重い
・覚えることが多い
特に未経験で施工管理に入る場合、最初は覚えることも多く、大変に感じる人も多いと思います。
実際、私自身も転職前には「ブラックだからやめておけ」と言われたことがあります。
ただ、実際に現場監督として働いてみると、イメージだけでは分からない部分も多いと感じています。
労働時間が長いと言われる理由
建設業界は昔から「労働時間が長い」と言われることが多い業界です。
新築現場の場合、朝礼は8時から始まることが多く、現場作業は17時頃に終わるケースが一般的です。
ただ、施工管理や現場監督の場合は、そこから事務作業があるため帰る時間が遅くなることもあります。
とはいえ最近では、働き方も少しずつ変わってきています。
例えば現場にいながら
・写真整理
・報告書作成
・資料作成
などをiPadなどのタブレットで進められるようになってきました。
そのため、現場の状況によっては17時台に帰路につくことも珍しくありません。
もちろん繁忙期など忙しい時期もありますが、昔のイメージほど極端ではないと感じています。
人間関係が大変と言われる理由
施工管理や現場監督の仕事は、多くの人と関わりながら進める仕事です。
職人さん、協力会社、元請けなど、さまざまな立場の人とコミュニケーションを取りながら現場を進めていきます。
そのため、人間関係のストレスを感じる場面があるのも事実です。
ただ、逆に言えば関係性がうまく作れると仕事はかなり進めやすくなります。
例えば、前後工程の職人さんと良い関係ができていると
「次の工程ここ気をつけた方がいいよ」
といった声をかけてもらえることもあります。
施工管理は人との関わりが多い仕事ですが、それはどの職種でも共通する部分だと思っています。
施工管理は責任が重い仕事
施工管理(現場監督)が「やめとけ」と言われる理由の一つが、責任の重さです。
現場監督は、工程・安全・品質など現場全体の管理を行う立場の仕事です。
そのため現場では、細かい判断を求められる場面も多くあります。
例えば現場ではこんなやり取りがよくあります。
・「この配線ルートどうする?」
・「図面だとここに配管だけど通らないよ?」
・「この工程飛ばされてるけどどうする?」
図面通りに進まないことは、現場ではよくあります。
そういった時に、現場監督としてどう判断するかを求められる場面も出てきます。
もちろん、その場で判断できることは対応してあげるのがベストです。
ただ、私が上司に言われて印象に残っている言葉があります。
「判断するなら、自分なりの理由や根拠を説明できるようにしておけ」
その判断が結果的に間違っていたとしても
・ただなんとなく決めた判断
・理由や根拠を持って決めた判断
では大きな違いがあります。
理由や根拠を持って判断することは、結果的に自分や職人さんを守ることにもつながると教わりました。
また、分からないことを知ったかぶりで答えないことも大切だと思っています。
現場には経験豊富な上司や先輩もいるので、判断に迷う場合は無理に決めず相談することも重要だと思います。
覚えることが多い仕事
施工管理は、最初はとにかく覚えることが多い仕事です。
図面の読み方はもちろんですが
・部材
・工具
・施工方法
など覚えることはかなりあります。
さらに現場では、正式名称ではなく通称で呼ばれているものが多いことも特徴です。
同じ部材でも人や会社によって呼び方が違うこともあり、最初は「何を言っているのか分からない」ということもありました。
ただ、現場で経験を積むことで少しずつ理解できるようになります。
分からないことは上司や職人さんに聞きながら覚えていくことが大切だと思います。
それでも施工管理をおすすめできる理由
施工管理は確かに楽な仕事ではありません。
ただ、個人的にはこの業界を選んでよかったと思っています。
建設業界は現在、高齢化が進んでおり、人材不足も大きな課題になっています。
そのため会社がきちんと考えている環境であれば
・教育体制
・キャリア形成
についてサポートしてくれるケースも多いです。
また将来的にポストが空いてくる可能性があるという意味でも、キャリアを築きやすい業界だと感じています。
私自身も未経験から施工管理の業界に入り、年収は300万円台から600万円台まで上がりました。
もちろん現場によって大変なこともありますが、キャリアという意味ではメリットの大きい仕事だと思っています。
まとめ
施工管理(現場監督)は「やめとけ」と言われることもある仕事です。
実際に大変な部分があるのも事実ですが、それだけで判断するのはもったいない仕事でもあります。
未経験からでも挑戦でき、経験や資格によってキャリアを広げていくことも可能です。
もし施工管理への転職を考えているなら、まずは業界の情報を集めてみることが大切だと思います。
未経験から施工管理へ転職する方法については、こちらの記事でも解説しています。
👉 未経験から施工管理に転職する方法


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